のだますみの作品

2023年4月27日 (木)

絵本「パパとママはね…」完成しました

昨年、

関西学院大学でグリーフケア(悲嘆学)を学ぶ学生さん達と

動画を制作しました。

 

その動画はシンガーソングライターの木下 徹さんという方が作られた歌に

イラストレーションをつける、といったものでした。

 

徹さんのギターと歌声は

突然愛する子を失ってしまったパパとママの想いを細やかに優しく歌い上げています。

歌を聴いているだけで涙がとめどなく溢れてくる、、

パパとママの思いが切々と心に迫ってきました。

 

 

その歌のフレーズひとつひとつに

学生さんたちが考えてくれたイメージをわたしが描いていきました。

 

こちらがその動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=lltMpttZqpQ&list=RDlltMpttZqpQ&start_radio=1

 

そしてこの動画を、今度は絵本にしよう!と

制作費用を集めるためにクラウドファンディングのプロジェクトがスタートしました。

多くの方がご支援くださり無事にプロジェクトを達成することができました。

 

そして絵本作りがスタートしました。

 

絵本

ですから、もちろん歌はありません。

絵本独自の言葉を綴る必要がありました。

 

学生さんたちも、

パパとママの悲しみに思いを寄せ、

精一杯のことばを綴られました。

 

そしてついに絵本が完成しました。

 

 

 

 

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パパとママの大切な子は

徹さんの歌の中では「きみ」と呼ばれ名前はわかりませんでした。

 

でも絵本の中では

「ゆうちゃん」という子になりました。

 

男の子とも女の子とも思える名前、姿をしています。

 

絵本を読まれる方が

ご自分の歩みに重ねられるようにと、、。

 

表紙は

中のストーリーでは出てこなかったような

パパとママとゆうちゃん、弟と妹の

楽しい思い出いっぱいあふれるイラストレーションにしました。

 

 

この絵本は

大切な人を失って大きな悲しみを負っておられる方のために

用いられます。

 

その悲しみは決して消えるものではないと思います。

でも

少しでも

その心に光が差しますうようにと、、

祈り込めて描きました。

 

 

このような絵本作りに携わらせていただけて

本当に感謝です。

 

 

 

#パパとママはね… #グリーフケア #関西学院大学 #のだますみ #悲嘆と死別 

 

 

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2021年9月11日 (土)

小さないのちのドアを開けて 〜思いがけない妊娠をめぐる6人の選択〜 出版されました!

昨年の2月

わたしは神戸市北区のひよどり台にいた。

一般社団法人「小さないのちのドア」とのコラボ漫画本の打ち合わせのためだった。

 

あれはいつのことだろう

小さないのちのドアでスタッフとして働く友だちから

「絵本を作りたい」という話を持ちかけられた。

 

「絵本を描く」

それはわたしの以前からの夢。

でもそのために何も努力できていない。

 

ついにその夢の一歩を踏み出す時がきたのか?!と思った。

ところがしばらくすると「いのちのことば社さん通して出版することになりそう」という話を耳にした。

 

ことば社さん通じだと、、

絵本じゃなくなるかもな!とうっすら感じた(^▽^;)

実績がありませんから。

 

そしてしばらくして

ことば者の編集者さんから連絡があった。

 

「小さないのちのドア」を設立された助産師の永原郁子先生の作りたい本のイメージを伺っていくと、

これは絵本ではない形がいいかもしれませんね、となり

更にわたしに絵本のイラストをお願いしようとしていた、という話が出てくると、、

 

「のだますみさんなら、漫画でしょう!」ということになり、、

 

やはり!笑

いえいえ、感謝です。

 

永原先生の伝えたい内容は、女性たちの実情を表すもの、

絵本では限界があるので、漫画だとよりいいのでは?若い人にも読んでもらえるのでは?ということになったのでした。

 

そうしてわたしは打ち合わせに来ていたのでした。

 

「小さないのちのドア」は

思いがけない妊娠や困難な育児で悩む女性を24時間体制でサポートしている団体だ。

https://door.or.jp

 

設立されて3年。

寄せられた相談件数は約2万2千件。

想像を絶する数です。

その1件1件の女性たちに寄り添い続けておられます。

 

打ち合わせの中で

永原先生が語られる女性たちの置かれている現実。

 

そんなことがあるなんて、、

驚くようなことが現実にあり、

その渦中にいる女性たちがいることを知りました。

 

大きなお腹で

住む場所もお金もなく、支えてくれるはずのパートナーも

助けてくれる家族もいない。

車中や路上で過ごさざるを得ない

そんな女性たちがいることを知り、言葉を失いました。

 

臨月まで病院を受診することができないまま

陣痛が襲ってきてパニックになりながら電話をかけてきた、

そんな女性が一人ではないのです。

 

ただでさえ

妊娠すると情緒不安定になったり

心身に様々な変化が起こってきます。

わたしは不安の多い妊婦でした。

もし、出産を迎えようとしているときに

誰も助けてくれる人がいなかったら、、

考えるだけで気が遠くなります。

 

でも、実際に

それを経験している妊婦さんたちがたくさんいる、、。

 

悲しい乳児遺棄事件が起こることのないように

「小さないのちのドア」の存在を知ってほしい。

もしこのドアに相談することができていたなら、

助かったいのちがたくさんあったのです。

 

一刻も早く、

本を完成させて、多くの方に知ってもらいたい。

 

小さないのちのドアの施設長で友だちの西尾和子ちゃんに

取材して、永原先生に確認していただいて、、という

漫画制作がスタートしました。

 

昼夜を問わず女性たちのために働いておられるお二人の

想像を超える忙しさを肌で感じながらの制作となりました。

 

実際に女性から受けた相談ケースから

個人が特定されないように仮名にし、同ケースの人物をミックスしたりして

6人の女性のストーリーを描くことになりました。

(モデルにさせていただいた女性には全員許可をいただいています)

 

実際にモデルとなった女性に直接取材をさせていただいたケースもあります。

 

一番相談の多いケースは

パートナーの音信不通。

妊娠がわかると連絡が取れなくなるという、、。

そのケースを描いた

「思いがけない妊娠 かなの選択」

 

中学生の妊娠を描いた

「13歳の妊娠 さくらの選択」

 

不倫相手との間の妊娠を描いた

「不倫妊娠 ゆきの選択」

 

風俗のデリバリーヘルス

通称デリヘルの客との間の妊娠を描いた

「風俗妊娠 あやの選択」

 

考えるのもつらい中絶を描いた

「妊娠中絶 はるの選択」

 

夫からの暴力、中絶の強要をされてきた女性を描いた

「飛び込み出産 さとみの選択」

 

この6人の女性たちを描いた。

 

 

女性たちが歩んできた人生の

傷、痛み、孤独、恐れ、不安、喪失、、

そしてその先で出会ったあたたかないたわり、、

それを

わたし自身も経験していくようでした。

 

「小さないのちのドア」の存在を知ってほしい

いのちの尊さを知ってほしい

あなたがどれほど大切な存在か知ってほしい

あなたのことを応援している人たちがいることを知ってほしい

 

その一心で描きました。

 

 

はやく

はやく

一刻を争うことだからと

頑張りましたが

 

別に連載をもっていたこともあり、

制作に1年半もかかりました😖

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漫画のストーリーと共にドキュメントエッセイ、

様々な情報のつまった12のコラムページもあり、

濃厚な一冊になりました。

 

まさしく命がけで作り上げた1冊です✨

帯にはなんと

夜回り先生の水谷 修先生が推薦の言葉をくださいました(TT)

感謝感動、、✨

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先日はNHKの「Live Love 兵庫」で本の紹介をしてくださいました!

感動、、✨

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今夜

ひとり追い詰められている女性のもとに

光が差しますように、、、

心から祈ります。

 

 

漫画のPVです。

https://www.youtube.com/watch?v=nRqCexS0Mbw

 

漫画のご注文はこちら。

いのちのことば社のオンラインショップです。

https://www.gospelshop.jp/shop/basket.html

 

アマゾンはこちら。

https://www.amazon.co.jp/小さないのちのドアを開けて-思いがけない妊娠をめぐる6-人の選択-フォレストブックス-永原/dp/4264042879/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=14OFFA2YF07I9&dchild=1&keywords=小さないのちのドアを開けて&qid=1631367259&sprefix=小さないのちの%2Caps%2C264&sr=8-1

 

 

 

 

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