ペット

2009年12月28日 (月)

my beautiful dog

今年も残すところあと僅かとなりました。

みなさんにご心配をおかけしている
検査入院の日程も決まりました。
2010年1月5日から、
2、3週間の予定でいってきます。


ずっとブログ書きたいな…と思いながら、
書けずにいました。

もちろん時間的な余裕がなかったりという理由もあったけど。


12月5日、わたしの大切な犬が死にました。


そのことを書きたいと思いながら、
とても書けないと思い、進めずにいました。

心にポッカリ穴があいたような
自分の一部がなくなったような気持ち…


でも、これを書かなきゃ他の記事も書けないし、
もう今年も終わろうとしているのに、と思い今書いています。

うちは3匹の犬と生活しています。


3匹とも野良出身。

一番の長老のモモ(メス)は
黒柴が入ってるであろう模様で体型はスラリとした雑種。
お上品な身のこなしの子で現在16歳。

一番若手はタラ(メス)でそれでも13歳。
豆柴サイズで色はきつね色。
耳はビーグルのように大きく垂れています。
やんちゃで、少々困ったなという落ち着きのなさが時々ありますが、
犬らしい愛くるしさのある子です。

そして、わたしの子。
ジップ(オス)は15歳でした。


Photo


Photo_2

わたしが高校2年の時、
兵庫県川西市の山奥の能勢にある(厳密にいうと大阪府だけど)
ARKという動物保護団体のNGOから来ました。

そこのボランティアに関わっていた時
出会いました。


子犬の時に首輪をつけたまま捨てられました。
そのまま誰に拾われることもなく体は成長したものだから、
首輪は首の肉の中に食い込み、見るも無惨な姿に。

そのひどい見た目のためか、
子どもたちがひどくいじめていたそうです。

それを見かねた近所の人がARKに届け出たそうです。


子犬がたくさんいる場所
愛嬌たっぷりにとびついてくる子犬たちの中で
ジップは他の子に押しやられ
人と目をあわすことがありませんでした。


でも、この子だ、とその時わたしは思いました。

そして、ジップはわが家の家族になったのです。

虐待を受けた動物は
男性や子どもを特に怖がるようになります。

ジップもそうで、父や弟たちをとても恐れていました。


わたしも精一杯世話をして、
怖がらなくていいんだよ…と抱きしめていました。


幼かった頃は、「この子はもしかしたらラブラドールか?」
というような容貌だったのですが、
成長と共に、耳はそれほど大きくなくなり、
全体に白い毛並みになりました。
耳はベージュで背中にも地図のようにベージュ色の模様がありました。
大きさは中型犬と大型犬の中間くらい。

鼻はピンクで、ブタ鼻とよく言ってたのですが
鼻の穴がやや前向き。

目は黄色く、真ん中あたりは青みがかっていて
神秘的でした。

ジップの毛並みはとても気持ちよく
よくシルクの肌触りだぁと思いつつなでていました。

わたしのボディガードのごとく、
いつもわたしのそばにいて、
わたしがトイレに入っても、お風呂に入っていても、
ドアの外でじっと待っていてくれました。


当初は父や弟たち、初対面のお客さまも恐れていましたが、
年月と共に慣れていきました。


関西に帰ってきた時は、
息子とジップがうまくやれるか心配でした

ジップは子どもが苦手ですから

ジップと息子が二人きりになることはないように
いつも気をつけていました

でも、関西に帰って、数ヶ月した頃、
ジップはいつしか息子を受け入れるようになっていたんです

息子がすごい勢いで尻尾をひっぱっても
怒らなくなりました

息子が部屋で眠っている間は
部屋のそばでジップも寝ていました


かなりひどいことを息子がした時は
寸止め吠え(顔の直前でうなる)をして
絶対に噛みませんでした


わたしの気づかないうちに
息子が玄関から外へ出ていってしまったことがありました

その時はジップが鳴いて教えてくれたんです

息子が「ジップはどこへいったの?」
としきりに聞いてきました


「神さまのところに帰ったんよ」


息子がどれだけわかっているかわからないけど
いまは
「ジップは神さまのところ、イエスさまのところにいるよ」と
息子が言っています

ジップをなんと言ったらいいだろう…
本当に心にそっと寄り添ってくれる
やさしい子でした。

いつしかすっかりわが家の癒し犬になっていたジップ。

そのジップがもういないなんて…

もちろん15歳といったら
天寿を全うした、と思いたいけど


最後はやっぱり苦しそうだった…

前の日の夕方まではかなり元気でしたが
わたしが寝室にいこうとしてジップをみると
呼吸が荒かったので
母とわたしはリビングでジップのそばで眠ることにしました。


ずっと苦しそうに息をするジップの背中をなでていました

でも、きっと朝になるまでには落ち着くだろうと
楽観してるところがあった。

何週間か前にもそういうことがあったから。


でも、ちがった。


関西に帰ってきて、
1年、一緒に過ごせたから。

それを本当に感謝に思う。

悔やんだらキリがないけど…

ああしてやれば良かったとか
思っては泣いて


わたしのことをこよなく愛してくれていた
ジップがもういないなんて…

今は、ジップやモモ、タラと一緒にした
楽しいことを思いだそうと思っています


この優しいジップの存在を思うとき、
神さまはなんて美しい生き物をつくったんだろうと思っていました

人と共に生きてくれる存在
ここまで心を通いあえる動物がいるという不思議

いつの日か、またきっと会えると信じています
その時がきたら、ジップが迎えにきてくれるんだと…

今はきっと神さまの庭で元気に走り回っていることでしょう


わたしの大切なジップ…

いつでも無条件にわたしを愛してくれたね…

15年、本当にありがとう…

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