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2016年7月23日 (土)

聞かれた祈り

ふつう「祈りが聞かれる」というのは

神様が祈りをかなえてくださる という意味だけど

このお話はそれとはちょっと(?)違う


ちょうど一年くらい前のこと

まばゆい日差しが一日降り注ぎ

蝉の声が遠くからも近くからも響いてくる夏の日

暑さに強くないわたしは

夕方からのご飯作りに備えて

短い時間少しお昼寝しようとベッドに身を横たえた

10分でもウトウトできたら元気でるから、、

と少しまどろんできた

その時でした

網戸をしめている窓の外

タタタッと


駆けて来る子どもの足音がしたかと思うと、、

女の子のはっきりした声が聞こえた

「土曜日までにお母さんのギプスがとれますように!」

そしてまたすぐに

タタタッと駆けていく足音

ウトウトしかけていた私の目は一気に覚めた

我が家は3階建てのマンションの1階の角部屋 

そしてわたしの仕事部屋兼夫婦の寝室のある部屋の南西の窓のすぐ外には

お地蔵さんの小さな祠がある

でもお地蔵さんの祠は壁で囲われていて

私たちの部屋からは直接は見ることはできない

地蔵盆の時期なんかは

ゴスペルを歌うクリスチャンの私のもとに線香の香りが漂ってきたりする、、笑
.

恐らく女の子は

周りに誰もいないのを見計らって

急いで駆けてきてお地蔵さんに祈ったのだろう

それがまさか

見ず知らずの私に祈りを聞かれてしまったのだ

ごめんね、、と申し訳ない思いに襲われつつも

「お母さんのギプスが取れますように」と祈った

女の子のお母さんを思う気持ちに

思わず目頭が熱くなった

子どもにとって

お母さんがしんどそうにしていたりするのは

一番不安でつらいことだから

女の子はお母さんのことを思って心配していたのかな

土曜日はちょうど小学校で夏祭りのある日

もしかしたら女の子はギプスの取れたお母さんと一緒に夏祭りに行きたいと思って

そう祈ったのかもしれない

(全然違うかもしれませんが)

盗み聞きする気など全くなかったものの

何とも言えない罪悪感とお母さんを思う女の子の優しい想いが

切なく胸にあふれてきた

わたしは

女の子にかわって

天の神様にお祈りした

「天の父なる神様

どうぞ、あの女の子のお母さんのギプスが取れますように

そして女の子とお母さんが笑顔で土曜日を迎えらるようにしてください、、、!」


遠くから響いてくる蝉の声と女の子の想い

忘れられない一コマとなった

さてさて

祈りは聞かれたのかしら…?


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コメント

そやねぇ、そんなことあったねぇ。
聞かれたやろねぇ、うん、うん。

投稿: オットー | 2016年7月24日 (日) 00時13分

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